基本構造と性能強化されたスーパーウォールデュアル
スーパーウォールの構造
6面体の一体化構造である強靭なモノコック構造
スーパーウォール工法は、壁・床・天井が一体化した箱形を構成するモノコック構造。航空機や自動車ボディの技術から発達した構造で、大きな外力にも変形しにくい特徴を持ちます。住宅においては、地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく、建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。
一般的な在来工法(筋交い補強)
スーパーウォール工法(モノコック構造)
スーパーウォールパネルは、公的な防火試験に合格しています
スーパーウォールパネルは、「防火構造」と「準耐火構造」の大臣認定を取得しています。そのすぐれた安全性から、防火制限地域においても、必要に応じて建築規制に対応することが可能です。
高断熱
断熱化の課題となる木材熱橋
木造住宅で充填断熱の場合、柱によって断熱材を分断してしまいます。ウレタンフォームの約46分の1の断熱性能である木材が熱を伝達してしまい木材熱橋となります。
付加断熱により熱橋を防止
スーパーウォールデュアル100EX/100INともに、熱を伝えやすい柱(木部)を覆う付加断熱によって熱橋を防止。断熱性能アップを実現しています。
外壁断熱性能はT100の2倍
T100パネル(硬質ウレタンフォーム100mm)にEXパネル(硬質ウレタンフォーム50mm)を付加した場合、T100パネルの約2倍。INパネル(硬質ウレタンフォーム30mm)を付加した場合、約1.6倍の断熱性能を実現することができます。
▼一般的な材料における室温付近での熱伝導率
※出典:平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説、ウレタン:スーパーウォール使用材料
スーパーウォール工法住宅は、全棟高気密住宅
スーパーウォール工法では、高気密住宅の目安となるC値2.0を超える、C値1.0を基準とし、全棟において高気密住宅を目指しています。そして、住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で、一邸一邸、気密測定を実施し、性能値を確認。お客様にも性能報告書にてご確認いただいております。
見えない隙間、家の気密性が暮らし心地の差となって表れる
住まいには見えない隙間がさまざまな箇所に存在しています。隙間が多いと、いくら暖房や冷房を行っても漏れてしまい、快適な室内環境を保つことができません。したがって、暮らし心地を高めるためには、住まいの気密性は重要なポイントになります。気密性能はC値(相当隙間面積)として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性にすぐれていることを示します。スーパーウォールの家では、C値1.0を基準とし、一邸一邸、気密測定を行い、性能報告書にてご確認いただいております。